AEONレーザー

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AEONレーザーカッター及び関連製品のサポート情報

ビームの調整方法

1.ビームの確認

レーザー管の仕組み

水冷式CO2レーザー加工機のレーザー発振管はガラスチューブの形になっており、平行してレーザー設備本体側の後ろに装着されております。チューブの両サイトは電気の配線で接続されております。左側が低圧(細い配線)になっており、右側が高圧(太いレッドの配線)と繋がっています。発振管の内部は循環水のシステムによって冷やされる仕組みになっております。

ビーム

レーザー管に電流が流れてレーザー管内部の(CO2ガスが閉じ込んだ)チューブは電子の移動によりピンク色に光ります。同時に低圧方向であるレーザーチューブの左側口からレーザーが発射されます。約3㎜ぐらいのレーザービームが生じます。レーザービームは三つの反射ミラーを経由して反射されて集光レンズにより集光されて細い高熱ビームが形成されます。その交差先端が加工素材に照らされて実際のレーザー加工効果が得られます。

調整の目的

レーザービームは光路が大事です。光路を左右するのはレーザー管の位置、反射ミラーの位置、軸の状態等様々な客観的条件により変化されます。精密な加工が行えるためには誤差を最小限に抑えることにしなければなりません。

ポイント:工場出荷する時にはビームの調整は行っております。集光されたレーザービームがレーザーヘッドのセンターから照射されてるかをまず確認する必要があります。もしずれが大きいければまずヘッドで調整して見ましょう。もし、垂直等の精度を高めるのであれば、レーザー管の位置から見直す必要があります。
注意:運送等によりずれが生じる可能がございますので、ネジの緩み等を確認しましょう。

2.レーザー管の調整

ものさしまたは水平器等を利用してレーザー管の原位置がずれがあるかを確認します。
レーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。
注意:もしレーザー管の位置ズレがなければ、調整は必要がありません。

2.第1反射ミラーの調整

第一反射ミラーは必ずレーザー管の照射口と45度の角度になることでレーザービームが90度位で第2反射ミラーへ反射されます。反射ミラーを装着した金具が問題なければ、ミラーの微調整を行います。
先ず、第2反射ミラーの前に両面テープを貼って方向キーで左奥(レーザー光源の一番近い場所)に移動させます。レーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。センターでなければ、ミラーの調整ネジで調整を行います。そして、第2反射ミラーを手前に移動させます。同じくレーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。焦げた点が重なることが目的です。調整後は次の第2反射ミラーの調整を行います。
もし、レーザー管の位置と第2反射ミラーの金具の位置(角度)が正しくなければ、なかなか合わせるのが難しいです。
ポイント:100%に重なるのは難しいので、ほぼ重なるようにしておきましょう。

3.第2反射ミラーの調整

レーザーヘッド(第3反射ミラー)の前に両面テープを貼って第2反射ミラーの一番近い場所(左側)に移動してレーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。センターになってなければ、第2反射ミラーの調整ネジで調整を行います。そして、レーザーヘッドを第2反射ミラーと一番離れた位置(右側)へ移動します。同じくレーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。焦げた点が重なることが目的です。調整後は次の第3反射ミラーの調整を行います。

4.第3反射ミラーの調整

第3反射ミラーの調整はレーザーヘッドから集光レンズを経由した加工用のビームになります。まずはヘッドの口に両面テープを貼ってレーザーをワンクリックして照射し、焦げた点がセンターになってるかを確認します。もしずれがある場合は第3ミラーの調整ネジを利用して調整を行います。

5.垂直調整

垂直調整は第3反射ミラーの調整と合わせて行います。

確認方法:
5~10mmアクリルを焦点位置に合わせてレーザーをワンクリックして照射してできた軌道を確認します。
調整方法:
垂直に照射されない場合はレーザー発振管の高圧側の固定ステージを調整を行います。レーザービームが左右に斜めて照射される場合は高圧側の片っ方の発振管を上下で調整します。前後の斜めて照射される場合は高圧側の片っ方の発振管を前後に移動させて調整を行います。0.5㎜単位ぐらいで行えば結構です。
もし、調整後にレーザー光が出なくなったら、レーザービームが第3ミラーに当たれてなかったことになりますので、ミラーの調整を見直す必要があります。

注意:上記操作を行う前にまず販売店へ問い合わせいただき、指導を受けましょう。作業する際に電源を本コンセントから抜いて作業を行ってください。安全第一で作業を行いましょう。