NOVA SERIES
生産から教育機関まで対応、中型CO2レーザー加工機
集塵脱臭機
集塵脱臭機は汚れた空気を吸い取り脱臭も同時に行う装置です。レーザー加工を行う際に煙と埃が発生します。
そのまま排出すると周囲の空気が汚染する恐れがあります。集塵脱臭機を使うことをお勧めします。
Aesthetic and Modern
私たちのブランドは「Aesthetic&Modern」をテーマに、レーザーカッターマシンに対し、10年を超える歳月を積み重ね、あらゆる改良を重ねてきました。
これらを強くイメージし、筐体のデザインから、使用感、メンテナンス性など細部にこだわり抜いています。
さらに、各シリーズは、調達国で安定的に製品を利用できるよう、ワールドワイドなテクニカルサポートを備えています。AEONの経験豊富な技術サポートチームが「あなた」と「あなたのチーム」に最良の結果をもたらすことをお約束します。
AEONレーザーのユーザーフレンドリーで快適なハンドリングデザインは、あらゆるプロセスを迅速かつスムーズに実行できます。
届いたその日から直感的に使うことのできる単純明快な操作性。長きにわたり「あなた」と「あなたのチーム」のクリエイションを支える強靭な機械です。
私たちは最高のレーザーカッターを作りました。それを使って傑作を生み出すのは「あなた」です。
AEONレーザー加工機はデスクトップ型のMIRAシリーズと大型のNOVAシリーズがあります。機種によって本体重量とサイズが異なります。また機種によって対応する集塵除臭機の機種も異なります。
設備の導入を検討する場合は以下の点を確認する必要があります。
1.室内にレーザー設備を設置する際に窓側に配置する必要があります。理由はレーザー加工中に煙とにおいが生じます。汚れた空気は集塵脱臭機を通してろ過したとしても完全に除去することができないため、ろ過後の空気は排気ダクトーを通して窓側から外に出す必要があります。
2.レーザー設備は作動中に本体側の冷却ファンとエアコンプレッサーによる騒音が発生します。設備の設置場所は静かが必要な場所をはなれるかまたは独立された空間に設置することをお勧めします。
1.MIRAシリーズはデスクトップ型であり、ほぼすべての室内に設置が可能です。設備は重量品なので、階段の場合は事前確認が必要です。
2.機種、配送先、設置場所によって配送料金、設置料金(オプション)が異なります。事前に確認いただき、お問い合わせください。
3.設置場所は十分なスペースが必要で、また埃の少ない清潔感のある場所に用意する必要があります。
搬入口の確認(玄関、階段、エレベーター等の客観的な条件の確認)
レーザーは危険ですので、設置場所をレーザー区域に指定する必要がありります。また眼立つ場所にレーザー注意印を貼って置く必要があります。レーザー加工区域は空気が汚れやすいので、排気と換気が有利の窓側を設置区域にしてください。可燃性ガス、粉塵が起こしやすい場所、燃えやすい場所を避けてください。万が一のために設置場所に消火器を配置してください。
十分な電量の確保(アースのあるコンセント)
機種 | MIRAシリーズ | NOVAシリーズ | 小型集塵機 | 中型集塵機 |
---|---|---|---|---|
電圧 | 1.5KW~2KW | 2KW~2.5KW | 500W | 1000W |
※上記ご不明な点ございましたらお気軽いにお問い合わせください。
玄関渡しを希望の客様へ
設備を配送する際に木箱のまま手配する場合があります。(またはパレット上に段ボールで補助して発送)木箱の場合は必要道具はパル―または大きめのマイナスドライバーなら簡単に開梱できます。木箱は釘で打ち込んでおりますのでケガしないように注意しましょう。万が一釘に刺された場合は病院で治療処置を取ってください。
*木箱はお客様自身で処分する必要があります。
室内まで設置希望のお客様へ
設置希望日、配送住所、階段とエレベーターの有無、設置場所などの情報が必要です。場合によって玄関などの写真提供も必要になります。いただいた情報で見積させていただきます。配送設置は専門業者が行います。
レーザー設備は重量品ですので、頑丈なテーブルが必要です。MIRAシリーズは専用置台も用意してあります。MIRA7とMIRA9は加工サイズも広いので、頑丈で広いテーブルが必要になります。専用テーブルがお勧めです。
NOVAシリーズは高さがあり、テーブルが必要ありません。
※配送条件、設置希望などに関しては(地域と設置場所などによって)別当見積の必要がありますので、事前にお問い合わせください。
本章では設備を使用する際に起こりえる一般的なトラブルに対しての確認と解決を説明しております。問題が改善されない場合は各販売店へお問合せください。
加工データにバグがあったり、データが転送できなかったり、本体のファームウェア更新により、設定が完了してなかったりしてレーザーが出ないケースもあります。まず以下の手順で確認してください。
確認と解決方法
扉の右奥のほうにセンサーが付いてあります。扉との接続が不良の場合レーザーはでません。ドアを閉じったままにして右側の点検口を開いてセンサーの部分を確認すると赤いランプが点灯されます。もし、センサーの位置がずれたり、故障した場合は点灯されません。センサーの位置を扉側に近寄るように調整してから再確認してください。
また、断線によりレーザーが途中で止まるケースがあります。センサー配線の確認が必要です。
確認と解決方法:水冷式の場合は水が正しく循環されてるかを確認します。まず電源を切ってからレーザー発振管が装着されてる設備背部にあるカバーを開き再度電源を入れると水が流暢に流れてるかを確認します。水漏れ等も同時に確認しますが、MIRAシリーズの場合は水循環チューブが内部に隠されておりますので、シリコンチューブがL字に曲がって流れが悪くなったりするケースがあります。解決方法は必ず電源をコードから抜いて本体の背部から手を入れて水が順調に流れるようにセットして置きます。また、ポンプモータの故障と水センサーの故障でもレーザーが出ません。設備のコントロールパネルから水センサーとその他センサーの具合を点検することが可能です。
※NOVAシリーズの場合は同じく外部の水の循環チューブが折れてるかを確認します。
確認と解決方法:レーザービームが三つの反射ミラーのセンターにきてるかを確認します。両面テープをまず第1反射ミラーの直角の位置に貼り付けて反射ミラーのセンターへ照射されてるかを確認、調整後に第2反射ミラーのセンターへ照射されるように第2反射ミラーの45度角の枠に両面テープを貼って調整します。そして、第3反射ミラーはヘッド上部になっており、両面テープを貼り付けて確認します。もしレーザービームが入光口に照射されてなかったら、レーザービームはフォーカスレンズに通ってないことになり、レーザーが出てないことになります。
確認と解決方法:反射ミラーとフォーカスレンズが汚れたり、割れたりしてるかを確認します。3枚の反射ミラーをそれぞ確認します。割れ目が生じるとビームもズレますので交換が必要です。フォーカスレンズはレーザーヘッドからブロックを外して確認しましょう。もし交換する場合は向きを位置は間違わないように気を付けましょう!
※垂直に照射されない場合はレーザー発振管の高圧側の固定ステージで調整を行います。レーザービームが左右に斜めて照射される場合は高圧側の発振管を上下で調整します。前後の斜めて照射される場合は高圧側の発振管を前後に移動させて調整を行います。0.5㎜単位ぐらいで行えば結構です。
もし、調整後にレーザー光が出なくなったら、レーザービームが第3ミラーに当たれてなかったことになりますので、反射ミラーの調整を見直す必要があります。
注意:レーザー管を触る時には電源を本体から抜いてから作業を行ってください。安全第一で調整することをお願い致します。
取り替えたレンズが固定ブロックの反対側に固定された可能性があります。交換されてないなら、レンズの汚れと割れてないかを確認してください。
注意:レンズのクリニングは固定ブロックから外す必要はありません。
工場出荷時に本体側のコントロールパネルの調整は行っておりませんので、方向キーでの移動スピードが速いです。レーザーヘッドの移動を調整してください。
調整方法
本体のコントロールパネルのスピード設定で調整可能です。詳しくは取扱説明書を参考してください。
安全スピード
・MIRAシリーズ 50~100㎜
・NOVAシリーズ 80~150㎜
原点はソフトと設備では右上となります。加工の開始点は図形の右上に設定することが一般的ですので、加工範囲がオーバーされないようにしてください。誤ったメーカ設定(加工範囲の設定とモーター回転パラの設定)またはデータのパラメータ設定でも起こる場合があります。
注意1:本体起動またはリセットしてからヘッドが右上の原点に戻るのではなく反対方向へ移動する場合はぶつかる恐れがあります。異常ですので、緊急停止を押してください。
注意2:レーザーヘッドが左右に当たると軸と故障する恐れがあります。必ず緊急停止を押してください。
注意3:上記原因による使用できない状態はメーカ設定を調整をする必要があります。販売店へお問い合わせください。
illustratorで作成したファイルがインポートできない
イラストレーターで作成されたデータはまずアウトランして保存する必要があります。また保存形式が正しいか確認してください。
彫刻データが部分的に塗りつぶされてる
彫刻の図形が重なったら、2重目の部分では彫刻されずに3重があった場合は塗りつぶされて彫刻されます。
確認方法:設置→グラフハッチを選択すると、彫刻部分が設定された色に塗りつぶされます。図形のラインをすべてブラック(同じ色)にして確認してください。ブラックに塗りつぶされた部分だけ彫刻されます。
データが転送できない
転送するデータ名が長すぎる場合、または本体側の内部メモリが一杯になって転送ができなくなります。(データをコントロールパネル操作に消すことが可能です。)伝送データのバグまたは加工エリアが設備の指定サイズよりオーバーしたり、加工開始点の指定が間違うと転送ができなくなります。ソフト上の加工エリアと確認して、実際の設備とあってるかを確認します。異なるとソフト上を実際の加工エリアに合わす必要があります。
注意:彫刻の場合は加速度によりレーザーヘッドの左右を往復しながら作動するため、左右の余裕空間が必要です。加工開始点の設定を左側にきっちり付けないようにしましょう。両サイトから50㎜ぐらい空けてください。