機種選択

AEON レーザーは加工サイト、形状、搭載レーザーのニーズに合わせて機種をご用意しております。

●デスクトップ型MIRA シリーズ 計3機種
●デスクトップ型MIRA Sシリーズ 計3機種(最新)
● シングル管タイプ中型NOVA Elite 計3機種(最新)
●ダブル管タイプ中型Super NOVA 計3機種(最新)

機種を選ぶ際に以下の点を確認してください。

● 加工材料
● 加工サイズ
● 発振管
● 周辺機器
● その他

加工材料

加工可能な材料であるかを確認します。
加工可能材料:木材、MDF、べニア、紙、布、革、ビニール、石、ガラス、樹脂など
※塩ビ系材料はレーザー加工中に有害腐蝕性ガスが発生しますので、加工は禁止です。
※サンプル加工依頼を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

加工サイズ

各機種の仕様から加工サイズを確認します。
AEONレーザーMIRA SシリーズとNOVAシリーズはパススルー構造になっており、長い板状のワークを前後に貫通して配置することが可能です。(加工幅は実際の加工サイズより30~50mm大きくなっております)
立体物は加工台面に置いて電動で上下に移動して調整します。(上下移動範囲:150mmまたは200mm

焦点距離は制御パネル側のボタンをワンクリックしてオートフォーカスを実行することが可能です。

発振管

空冷式RF金属管はビーム品質がガラス発振管より優れており、調整などの繊細加工に向いております。(30Wと60W)
水冷式ガラス管はパワーが大きくなるほどカットに向いております。(40W、60W、80W、90W、100W、130W、150W)
ガラス管発振管はパワーが大きくなるほど本体が長くなりますので、実際に搭載できる仕様は機種によって異なります。

周辺機器

設置場所または周辺環境に合わせて、集塵機または集塵脱臭機を配置する必要があります。レーザー加工中に粉塵、煙、臭いが発生します。外に排出する必要があります。レーザー機種に合わせ集塵脱臭機を用意しております。→ 周辺機器

その他

搬入経路、設置場所、電源及び使用環境などの確認させていただきます。
搬入及び設置は弊社にお任せください。

1.道路と搬入経路の状況を確認します。現地に伺う、または現地の写真で道路状況の確認をします。MIRAシリーズは搬入口が狭くても搬入が可能です。NOVAシリーズは本体サイズが大きく、4tユニック車を手配するケースがありますので、現地に十分な作業空間が必要です。(現場にフォークリフトがあれば便利です。)

2.NOVAシリーズは通常1階(工場内)に設置されます。2階以上に上げたい場合は建物の耐荷重など確認する必要があります。

3.設備は加工中に排気が必要ですので、窓側または窓より近い場所に設置することをお勧めです。もし窓がなければ壁に排気口を設ける必要があります。
※レーザー設備は加工中に煙や、におい、埃、ゴミなどが発生します。汚れた空気は集塵脱臭機などを通して屋外に排出する必要があります。

4.可燃性ガスや、粉塵が起きやすい場所、燃えやすい場所、周囲に燃えやすい薬品などがある場所、子供がいる場合などを避けてください。また、万が一のため、必ず設備のすぐ傍に消火器を配置して置いてください。

5.設備仕様に合わせた電源を用意する必要があります。(接地アースが必須です)

消費電力

機種MIRAシリーズNOVAシリーズ小型集塵機中型集塵機
消費電力1.5KW~2KW2.5KW~3KW500W750W

6.レーザー設備を使用際の環境温度は20~27℃(湿度:5~95%結露しない環境)であり、空調のある室内環境なら長期間の加工は問題ありません。チラーの冷却水が凍結する寒い環境(真冬など)で使用する際は、レーザー管内部の冷却水が凍結して破裂する恐れがありますので、対策を取る必要があります。

7.チラーの冷却水は基本精製水(純水・蒸留水でも可)を使用してください。3ヶ月に一度の間隔で完全に排出し新しい精製水に交換してください。冬場では気温が下がって水が凍る可能性があるのであれば、チラーにアルコールと精製水または不凍液と精製水を半分ぐらいに割って使用してください。実際の環境に合わせて割合を調整してください。冬季が過ぎたら、精製水使用に戻してください。詳しくは取扱説明書を参考ください。

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